仕事ができない人は迷惑がかかる?努力の方向性を考えることが重要!
「仕事ができないと迷惑がかかる」という考えは、あながち間違いではありません。
もちろんミスや失敗は誰にでもあるものですし、スキルや経験の浅さが原因で手間をかけさせてしまうことは全員が通る道だといえるでしょう。
しかし、年数に見合った仕事ぶりが発揮できない場合、どこか肩身が狭く、居辛さを覚えてしまうかもしれません。
経営幹部になっても遅くまで残業をしたり休日出勤をして仕事をした気分になっている人はグローバルな会社ならクビでしょう。自分は能力がないということをアピールしているようなものです。
今回は、仕事ができない人が考えるべき「努力の方向性」を解説します。
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■結果を示すのが何よりの恩返し!
迷惑をかけた分カバーしようと思って誠実な仕事ぶりを発揮する人は多いですが、その勤務態度がどれだけ結果に結びついているか常に意識しておく必要があります。
結果で示すのが何よりの恩返しであると意識して、結果ファーストな行動が取れるよう、業務の段取りを見直していきましょう。
目標から逆算して動けば、結果までの途中経過もチェックしやすくなりそうです。
■勤務時間を長くすること=仕事をしていること、ではない!
頑張っているという姿勢を見せたいがあまり、残業や休日出勤をしてアピールしてしまうこともありますが、それは間違いです。
業務上必要でやむを得ない時間外労働であれば積極的に担当していく必要がありますが、それ以外の無駄な仕事に時間を割くことのないよう、注意しましょう。
なぜなら、働く時間の割に成果が上がらず、残業代や休日出勤代ばかりかかって人的コストパフォーマンスを損ねてしまう恐れがあるからです。
短時間で優秀な成績を出す人材こそトップビジネスマンであると心得て、時には効率重視で動きましょう。
■数字を意識して動く!ぼんやりとした目標はNG!
「次の営業会議までに目標を達成する」
「〇〇さんのいいところを盗む」
など抽象的な目標を立ててしまうと、途中でゴールを見失ってしまうものです。
「次の営業会議までに目標を達成するために、今週〇件のクライアントに新商材を提案し、〇社から成約をもらう」
「〇〇さんのカレンダーにタスクリストを落とし込む方法を真似し、期限管理を意識して締め切りの1日前にはすべての業務を仕上げておく」
など、具体的な数字を意識してみるとよいでしょう。
誰の目から見ても明らかな「数字」の認識を使うことで、目標をブラさず見据えることができます。
■可視化と言語化を重視する!
客観的な視点で動けるよう、何事も「可視化すること」「言語化すること」を意識しましょう。
タスクは頭のなかで整理せずメモやカレンダーに書き起こす、目標は数値で管理して差分を見据えておく、今日学んだことや反省すべきポイントを言葉にして記しておくなど、アウトプットする時間を設けましょう。
「管理のためだけの手間」が増えるのは問題ですが、何から手をつければいいかわからなくなってしまうくらい迷走しているのであれば、特におすすめの方法です。
自分を見失いそうになったときこそ、アウトプットしながら可視化・言語化を進めましょう。
■まとめ:仕事ができれば人を助けてあげられる!努力の方向性を見直そう!
仕事ができない人は、常に誰かに助けてもらう必要があります。悪意がなくても人の足を引っ張り、会社のお荷物であるかのように感じることも増えるでしょう。
反対に仕事ができる人は、社内外問わず誰かを助けてあげられます。
会社からもクライアントからも感謝され、仕事へのやりがいもどんどんあがっていくのです。
まずは努力の方向性を見直し、空回りしていないかチェックしながら少しずつ改善していきましょう!