雨の日に自転車通勤する際に気をつけるポイントと雨対策オススメ装備6選

雨の日は自転車通勤をやめて電車で通勤しようと思う方が多いです。

土砂降りや台風の日は安全面を考慮して電車通勤の方が望ましいですが、少しの雨なら自転車通勤は可能です。

今回は、雨の日でも自転車通勤したいという方に雨の日の対策方法をご紹介します。

 

\この記事はこんな人に読まれています/

  • 雨の日でも自転車通勤したい人
  • 自転車通勤を継続したい人
  • 自転車通勤をトレーニングとして考えたい人

 

雨の日に気をつける自転車の乗り方

雨の日に気を付けるのは以下の3点です。

 

  • タイヤが滑らないようにすること
  • ブレーキをいきなりかけないこと
  • 視界が悪いまま走らないこと

 

雨天時はブレーキの効きが悪くなり、制動が掛けにくくブレーキレバーを微妙なタッチで握れないので、思いがけず強く握ってしまうことがあります。

そうすると逆にタイヤロックが起こり滑って転倒します。

特にフロントタイヤのブレーキは強く握らず、リアタイヤのブレーキを中心に使用してください。

さらに、サイクル用のサングラスには常に水滴がついていますので視界がかなり悪くなります。

スピードは抑えて、交差点の飛び出しなどを想定して安全に走行してください。

また、車と並走する場合は車から水のはねあげを受けたり、風圧を受けてバランスを崩したりしますので、出来るだけ車と並走しないように注意してください。

雨天時の走行は、車から受ける影響も想定した上で、平静を保ちながら細心の注意を心がけましょう。

 

雨の日に自転車通勤を避けた方がいい場合

下記の条件下の場合は自転車通勤は避けてください。

 

  • 台風や嵐の時
  • タイヤの幅が細く小雨でもスリップしやすい自転車の場合
  • 会社に遅刻しそうになり焦っている時

 

こういった場合は事故に直結しやすいので、自転車通勤は控えた方がいいです。

 

雨の自転車通勤はタイヤで変わる

ママチャリやマウンテンバイクは特に問題ないのですが、ロードバイクやクロスバイクなどの細いタイヤを履いている車種は、雨の日の走行は特に注意が必要です。

スリックタイヤと呼ばれる溝がないタイヤや、溝が少ない走行タイヤを履いている場合はかなり滑りやすくなります。

コンクリートで舗装された水はけのいい道路を走るのあれば問題ないのですが、自転車通勤となると段差や滑りやすい道も走ることがあります。

当然タイヤは細い方がスピードが出るのですが、通勤仕様で全方位対応にするのであれば近所のサイクリングショップにいって、少し太くて溝がしっかりあるタイヤに交換することをおすすめします。

 

雨の日の自転車通勤準備と必須アイテム

夏の雨天時と、冬の雨天時では防水の考え方が違います。

夏は極端な話、着替えを用意しておけば濡れて通勤しても大丈夫です。タオルや服もすぐ乾きますので、デスクの下や椅子にハンガーをかけて干せば帰りも着ることができます。

ただし、スーツや、PCなどの仕事道具は絶対に濡らすことができません。

まずは荷物の防水を考えましょう。

 

完全防水バックパック

自転車通勤用のバックパック

引用:amazon

 

防水バックパックの中でも完全防水仕様がおすすめです。

自転車用アイテムより登山用からアイテムを探した方が安くていいものが見つかるかもしれません。

特に登山用のバックパックは身体にフィットするように工夫されていますので、自転車の走行にも汎用できます。

普段使っているバックパックにかぶせて防水できるリュックサックレインカバーも信頼できます。

このレインカバーは自転車に着けているカゴやバッグにもかぶせることができるので、用途に合わせて使用してください。

 

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レインウエア

自転車用のレインウェア

引用:amazon

 

レインウエアは夏用と冬用と分けて準備することをおすすめします。

夏用は、携帯用のサイクルジャケットを使用し、パンツは濡れてもいいサイクルパンツを利用すれば急な雨でもあまり心配はいりません。

自転車に乗りながら傘をさすことはできませんので、濡れることは前提で考えましょう。

サイクルジャケットは完全防水でないかわりに通気性を考慮しています。サイクルジャケットの下に着るインナーシャツが多少濡れることは想定内と思っていた方がいいですね。

ちなみに、真夏に完全防水のレインコートを普通の服の上から着てしまうと、外からの防水はできても汗で内側から服がびしょびしょになりますので気をつけてください。風邪を引く原因にもなってしまいます。

逆に冬は完全防水のレインウエアで十分です。気温が上がらなければ中から蒸れることもありません。

フードを被って走行する場合は周りの音が聞こえにくくなりますので、安全にはより一層気を付けてください。

 

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手の防水・防寒にハンドルカバー

自転車用ハンドルカバー

引用:amazon

 

防水手袋を使うという選択肢もありますが、どんな高性能なグローブでも水が浸透し真冬は指先も冷たくなります。

冬の自転車通勤で一番つらいのは指先です。

このハンドルカバーは、防水でさらに手袋をつけるので、確実な防水と防寒を実現できます。

ちなみに夏のグローブは濡れてもOK。グリップ性能だけを求めてください。

 

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シューズカバー

自転車の雨の日用シューズカバー

引用:amazon

 

替えの靴は自転車通勤の荷物として、どうしてもかさばります。

靴は持ち歩くよりそのまま履いて、防水対策としてシューズカバーを履くと荷物が少なく済みます。

このシューズカバーのポイントは、軽量で脱いだ後は丸めてコンパクトに収納できるところです。

また、雨のビジネスシーンでも活躍し足元を濡らすことなく営業先に出かけられるのでとても便利です。

 

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雨天時に活躍する偏光レンズ式サングラス

引用:amazon

 

雨天時はどうしても視界が悪くなります。

雨天用のサングラス選びはスモークの入った暗いレンズではなく、極力クリアな明るいレンズを選びましょう。

また、雨天時の自転車走行は夜間が一番危険です。

レンズに着いた水滴に対向車のヘッドライトやテールランプの光が乱反射して、前が見えなくなる現象がおきます。

そのような時に必要なのが偏光レンズです。

偏光レンズは水滴の乱反射を軽減し、視界をクリアにしてくれます。

 

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泥除けガード

自転車の泥除けガード

引用:amazon

 

雨の日はとにかく泥はねをします。クロスバイクは基本的に泥除けガードが付属していません。

なので、雨の日に走ると、お尻や背中のあたりに泥はねした汚れがついてしまいます。

白系のシャツなどを着ていると特に汚れが目立ちますし、スピードを出せば出すほど泥はねの高さが上がり、場合によっては肩甲骨の下あたりまで汚れる場合があります。

雨の日も走る可能性があるのであれば泥よけガードは必須装備の一つです。

 

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クロスバイクやロードバイクで快適に自転車通勤をするのであれば、通勤仕様の装備を揃えるとよいでしょう。

自転車通勤を快適にする装備については以下の記事で詳しく説明しています。

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まとめ

雨が降っている時は、無理に自転車通勤をする必要はありません。

ですが、自転車通勤が好きで、自分のライフワークになっているであれば出来る限り継続したいですよね。

特に梅雨の時期など雨が続く場合は自転車に乗れないことがストレスになります。

雨の日でもできるだけ快適に走行できるための準備をしておけば、自転車通勤を継続しやすくなるでしょう。

 

雨対策のアイテムをもう一度まとめて確認

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