WEBディレクターの仕事は様々なスキルが求められます。
未経験からWEBディレクターになるには、どのようなスキルを身に付ければいいのでしょうか?
また、どのような転職エージェント及び求人サイトを利用すればいいのでしょうか?
WEBディレクターになりたいと考えている方は必見です。
\この記事はこんな人に読まれています/
- WEBディレクターに興味がある人
- WEBディレクターに転職を考えている人
WEBディレクターの仕事内容を理解する
WEBディレクターの仕事とはどういうものでしょうか?
簡単に説明すると、クライアントとWEBデザイナー・コーダーの間に立ってWEBサイトの制作を指揮する人です。
発注を受け、ワイヤーフレームの作成、スケジュール及び進行管理、制作チームへの指示出しが主な役割。
クライアントが考える課題や理想をWEB上で解決するべく、様々なWEB媒体を手掛けていきます。
WEBディレクターの業務内容については、以下の記事で詳しく紹介しています。
WEBディレクターを目指そうとしている人は現職がデザイナーかコーダー、もしくは営業担当者だったりするケースが多いです。 WEBプロデューサーはWEBディレクターの更に上の上流工程を担当するので少し業務内容が異なります。 今回はW[…]
他業種からWEBディレクターになるには
他業種からWEBディレクターになるためには、どういうスキルを身に付ければいいでしょうか?
最低限、身に付けなければならないスキルと、仕事のできないWEBディレクターにならないために気を付けることを確認しておきましょう。
最低限必要なスキルを習得する
未経験からWEBディレクターになるために必要なスキルはいくつかあります。
WEBディレクターは、ある程度のWEB知識と実務経験が必要です。
特に30代になると即戦力としての採用が多いので、事前に必要なスキルだけでも習得しておくとWEBディレクターに転職しやすくなります。
以下の記事で最低限必要になる5つのスキルを紹介しています。
未経験からWEBディレクターになるには最低限身につけておきたいディレクションスキルがあります。 WEBディレクターは誰でもなれる職種ではなく、ある程度のWEB知識と実戦経験が必要になってきます。 他の業界から転職するケースもあり[…]
仕事ができないWEBディレクターを理解しておく
仕事ができないWEBディレクターの特徴を理解しておくと、WEBディレクターになった後に壁にぶつかることが少なくなります。
自分自身と向き合い、自分のことを客観視して自分にできること・できないことを把握しましょう。
自分にできないことは何なのか?
それが分かれば、補わなければならない部分が見えてきます。
自分に足りないスキルを身に付けることが、仕事のできるWEBディレクターへの第一歩となります。
以下の記事で仕事ができないWEBディレクターのパターンについて紹介しています。
仕事ができないWEBディレクターはプロジェクトをうまく進めることができません。 WEBディレクターの役割は、クライアントとWEBデザイナー・コーダーの橋渡し役というディレクション業務になります。 曖昧な打ち合わせ内容のまま進める[…]
こんなスキルを持っている人はWEBディレクターに向いている
未経験の人でも、WEBディレクターに必要なスキルを持っていれば適正があると判断されるでしょう。
WEBディレクターに必要なスキルを5つ紹介しますので、自分が持っているスキルと照らし合わせてみてください。
こんなスキルが使えるの?というものもあるかもしれません。
コミュニケーションスキル
WEBディレクターはコミュニケーションスキルがとても大事です。
クライアントのヒアリングがしっかりできたか、クライアントの要望を形にするための指示が的確にできたかで成果物のクオリティに差が出ます。
コミュニケーションスキルが必要な職種はたくさんありますから、窓口は広いと言えるでしょう。
前職が営業の場合
営業の中でも特にWEB業界の営業からの転職になると、業界の知識もすでに習得済なので転職できる可能性が高まります。
また基礎的なビジネスマナーも身に付いていることから、顧客との打ち合わせシーンで力を発揮できるでしょう。
ただし、スムーズに話を進めていくためにはどうしてもより詳しいWEBの知識が求められます。
前職が接客業の場合
接客業からの転職になると、WEB業界の知識に加え、「商談の経験」も少ないことから転職の難易度は上がります。
事前にWEB業界の知識やスキルを身に付けておくことで、WEBディレクターに転職しやすくなります。
WEBサイト制作スキル
WEB制作に携わっている人がWEBディレクターに転職するのはよくあるパターンです。
制作スキルが身に付いていれば、制作チームへの指示が的確に出せるようになります。
前職がWEB制作技術職の場合
- WEBデザイナー→WEBディレクター
- WEBエンジニア→WEBディレクター
- WEBコーダー→WEBディレクター
WEB制作に携わった経験のある人は、これまでに培った経験や知識を十分に発揮できるでしょう。
更にコミュニケーションスキルを発揮できれば、大きなキャリアアップも夢ではありません。
マネジメントスキル
WEBディレクターは制作チームをまとめ、スケジュールおよび進行管理を行うことが何より大事な役割です。
そのため、管理職と同じようにマネジメントスキルが必要になってきます。
マネジメントスキルが身に付いているということは、コミュニケーションスキルも持ち合わせていることになります。
その能力は、制作現場だけでなくクライアントとのやり取りにも活かせるでしょう。
マネジメントスキルについては以下の記事で詳しく紹介しています。
管理職に求められる役割は、部下の育成、事業計画の推進、メンバーのスケジュール管理などが挙げられます。 日本の企業は名刺の肩書きにマネージャーと入れるパターンと課長や係長などの役職を入れるパターンに分けられますが、現場を管理(マネジメン[…]
広告・PRの知識
WEBサイトを制作する上で、どのように広告をすれば効果的に集客できるのか?
それを理解していれば大きな武器になり、制作チームへの的確な指示に繋がります。
前職がWEBプランナーの場合
WEBプランナーの場合、業務が細分化された企業に勤めていらっしゃる方が多く、業務上のより大きな裁量を求めてディレクターへ転身するケースが多い傾向にあります。
小中規模のWEBサイト制作案件では、WEBプランナーとWEBディレクターの仕事を兼任することもありますので、WEBディレクターへの転職はしやすいでしょう。
DTPオペレーター
作業を行う上で「illustrator」や「Photoshop」などのソフトの使い方をマスターしていけることから、WEB制作においても必要スキルと判断してもらえます。
デザインのレイアウト構成をディレクター判断で決めていくケースも多いことから、的確な指示を出すことが可能になるでしょう。
またDTPオペレーターもWEBディレクターと同様に、様々な人とコミュニケーションをとる機会があります。
DTPデザイナーの意図を汲み取るコミュニケーション能力、そして締め切りを守るスケジュール管理能力などが身に付いているはずです。
これらはWEBディレクターにも通用するスキルと言えるでしょう。
未経験からWEBディレクターになるためのオススメ求人サイト
未経験からWEBディレクターに転職するには、転職エージェントを利用することをオススメします。
自分のこれまでの経験や持っているスキルを考慮し、自分にあった求人を紹介してもらえます。
複数の転職エージェントを利用して、選択肢を広げておくと良いでしょう。
マイナビクリエイター
マイナビクリエイターの特徴
- WEB・ゲーム・IT業界に特化した転職エージェント
- WEBディレクター募集の2~3割が業界・職種未経験歓迎
- WEB・ゲーム・IT業界の転職を専門にしているキャリアアドバイザーが多数存在
IT専門転職エージェント@PRO人
- 一人のキャリアアドバイザーが担当する求職者は最大10人
- キャリアアドバイザーはIT業界経験者のみ
- スカウトサービスも展開しており、企業から直接オファーを受けられる
レバテックキャリア
レバテックキャリアの特徴
- IT・WEB業界に精通したキャリアアドバイザー
- 初めての転職を考えている人向けの無料相談会を実施
- IT・WEB業界内でのキャリアアップが前提
マイナビエージェント
マイナビエージェントの特徴
- 業界専門のキャリアアドバイザーがいる
- 企業担当のアドバイザーとの二人サポート体制
- 年代別サポートもあり
リクルートエージェント
リクルートエージェントの特徴
- WEBディレクター募集の1割が未経験者歓迎
- 累計転職者数45万人の実績
- 豊富な転職ノウハウとキャリアアドバイザーの手厚いサポート
WEBディレクターの年収を知る
WEBディレクターは実力主義の世界です。
20代で1000万の年収になる人もいれば、40代で500万円の人もいます。
WEB業界は転職に寛容ですから、本人の実力次第で転職を繰り返して年収アップを図ることができます。
まとめ
いかがでしたか。
WEBディレクターはとてもやりがいのある仕事です。
誰もが最初は未経験から始まります。
大切なのは挑戦する気持ちです。
WEBディレクターに興味がある人は、転職エージェントに登録してみることから始めましょう。