営業未経験から営業職に転職するのは勇気がいりますよね。
ブラックな環境なのかな?
残業も多いのかな?
ノルマがきついのかな?
など、少し想像するだけでもネガティブなイメージが付きまといますね。でも安心してください。
営業職は、業界と適性を間違えなければ最もやりがいのある職種です。
これから営業職にチャレンジする方は是非この記事を読んで事前知識を身につけ、自分の人生にとって最高のキャリアアップを目指してください。
\この記事はこんな人に読まれています/
- 営業職をこれから目指したい
- 業界別の営業職の特徴が知りたい
- 営業職に転職してキャリアアップを目指したい
営業職の転職は業界選びが超大事
営業職としてキャリアを積むにはどの業界で骨を埋めるかを決めなくてはいけません。
業界の横展開もできなくはないのですが、営業職としてのスキルは維持できるものの、業界の知識や商習慣などがすべてリセットされてしまうので、年収や役職が下がってしまう可能性があります。
初めて営業職を目指すのであれば、最初から自分がどの業界で勝負するのかを明確に定めてから転職活動を行なってください。
ブラックな会社に入社するのだけはなんとしても阻止したいですよね。
営業職はブラックなのかについては以下の記事で詳しく説明しています。
営業職は本当にブラックなのか? この記事を訪れた方は、「営業職はブラックだ」という話を一度は耳にしているでしょう。 それとは対照的に、「営業職は花形職種だ」という話も聞くことがあります。 営業職といっても業界によって随分と働き[…]
業界別営業職のポイント
営業職は業界によって求められる知識が大きく異なります。
特に各業界のトップクラスともなると専門知識のレベルが高度になります。
イメージでいうと業界歴5年以上というところでしょうか。
業界歴5年だとマネージャークラスになっている方も多く、キャリアアップの為に転職をしてい年収をあげるプレーヤーもいます。
自分が目指したい業界をよく調べることは今後のキャリアに大きく影響しますので、しっかりと事前に業界知識を溜め込んでください。
各業界の特徴は以下の通りです。
OA機器系
コピー機の販売やインターネット回線の販売などを行います。
会社によって営業スタイルは異なりますが、基本的にはテレアポか飛び込み営業です。
ひと昔前はFAXでDMを送ったリもしていましたが、最近はあまり見かけなくなりました。
反応率が低いんでしょうね。
専門知識はある程度必要ですが、機械の使い方と基礎知識が身についていれば誰でも営業できます。
企業風土によって大きく変わるのが営業スタイルです。
とにかく即決を狙いにいくような会社もあれば、チームで提案をしながら進めていく会社もあります。
もし面接をするのであれば、必ず営業手法を確認した方がいいです。
不動産系
不動産系は法人営業なのか、個人営業なのかで大きくタイプが分かれます。
法人営業は大型案件が多いので、1件成約するまでに時間もかかりますし、関わる人数も多くなるのでチーム戦となります。
法人営業で売るのは主にビルの賃貸や商業ビルの売買ですね。
賃貸は規模にもよりますが、営業マンが一人で案件を持つことがほとんどです。
個人営業はメンタルと体力の勝負です。テレアポ、飛び込みは当たり前で、ノルマのプレッシャーもきついです。
また、体育会系の会社が多く、罵声も飛び交います。
その代わり、インセンティブの金額が非常に魅力的で、月にインセンティブだけで100万を超えることも珍しくありません。
主に販売する商品は投資用マンションと居住用マンション、居住用戸建です。
人材系
転職で使うリクナビネクストやdodaなどのサイトにエージェント登録をすると、担当者が付いて候補会社を紹介してくれます。
その転職先を紹介する人たちの仕事です。
人材系も営業の種類は2つあります。
1つは上記で説明した人材紹介のパターンです。
もう1つは求人媒体の営業です。
各企業に訪問し、求人出しませんか?と営業をかけます。
求人媒体の営業は広告代理店のケースが多いですね。
広告・メディア系
俗に言う広告代理店です。
超大手でいうと電通・博報堂などです。
広告の営業といっても、WEB広告、交通広告、マスメディア広告など沢山の種類があります。
広告を売りたいのであれば、具体的にどんな広告を取り扱いたいのかを明確にした方がいいですね。
インフラ系
ガスや水道など、生活に必要なインフラに関する営業です。
新規即決を狙うような営業スタイルではない為、精神衛生上ゆとりをもった仕事ができます。
ただし、それは個人向けの大手に限りです。
特にインフラ系は電力自由化の影響などもあり営業が激戦化しています。
法人営業では熾烈な見積もり合戦が繰り広げられますし、会社によってはテレアポも行なっています。
個人営業と法人営業では大きく内容が異なるので注意が必要です。
メーカー系
誰もが憧れるメーカー系営業です。
高卒はほぼNGで、新卒入社が多く、中途採用は即戦力が求められます。
即戦力とはすなわち業界経験者です。
営業未経験から飛び込むのは至難の技でしょう。
逆にもし営業未経験の中途採用でメーカーに転職できたらかなり運がいいです。
メーカーといっても規模は様々ですので、業界の選択は間違えないようにしましょう。
興味のない業界で営業するのは苦痛です。
WEB系
一番オススメしたい業界です。
特にWEBサイト制作会社の営業がいいでしょう。
メリットは様々ありますが、まとめると以下の通りです。
- 様々な業界のクライアントとつながる
- ネットでの副業に関する知識が増える
- 業界のスピードが早いのでキャリアアップしやすい
正直メリットしかありません。
もちろん人によって得手不得手はありますが、成長速度が早いこの業界である程度の成績を出すことができれば、他の業界の営業よりも早くキャリアアップすることも可能です。
WEB業界が営業職にオススメな理由は以下の記事で詳しく説明しています。
自分の営業適正を知ること
一言で営業といっても様々なタイプがあります。
- ルート営業なのか
- 新規開拓なのか
- 法人営業なのか
- 個人営業なのか
自分がどのタイプに向いているのかをよく整理することが必要です。
どのタイプの営業もやりがいや辛いことは必ずあります。
「楽な営業がやりたい」という考えではどの業界、どの営業スタイルで働いたとしてもいつかは結果が出なくなり居場所がなくなります。
営業職とは会社に売上と利益をもたらすポジションです。
楽だからという理由でやる職業ではありません。
自分がどこまで通用するのか、自分のキャリアをどこまで伸ばせるのか、営業職はチャレンジするチャンスがたくさんあります。
後ろ向きな理由ではなく、ポジティブに営業職を楽しんでもらいたいです。
未経験からでも営業職に転職することは可能
営業職は未経験者を歓迎する数少ない職種です。
最低限のコミュニケーション能力さえあれば誰でも営業マンになることができます。
しかし、営業と一言で言っても様々なパターンがあります。
未経験から営業職を目指すのであれば、最低限の知識と自分に合った転職サイトを見つけることが大切です。
未経験からでも営業職になるためには転職サイト選びから始めましょう。
これから営業職を目指す人が登録するべき求人サイトは以下の記事で詳しく説明しています。
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