【初心者必見!】絶対に覚えておくべきAdSense広告の禁止事項

Googleが提供している、ブログなど自分のウェブサイトに広告を掲載して収入を得ることができる広告配信サービスをGoogle AdSenseといいます。

しかし、AdSense広告を掲載するためには色々なルールがあります。

その中には“禁止されている” こともあり、このルールを破ってしまうと広告が掲載できなくなったり、最悪の場合はアカウントを凍結されてしまいます。

そのようなことにならないように、今回はAdSense広告の禁止事項について詳しく説明します。

特に注意するべきこと、代表的なことを中心に書いていきますので、AdSense広告の掲載をお考えの方は、必ずGoogle AdSenseのプライバシーポリシーガイドブックもしっかり読んでくださいね。

プライバシーガイドブック

 

\この記事はこんな人に読まれています/

  • アドセンスの禁止事項が知りたい
  • アドセンス審査をするときのNGワードが知りたい
  • アドセンスのNGジャンルが知りたい

 

禁止コンテンツ

ブログ

ブログの内容もGoogleにチェックされており、ポリシーに違反しているコンテンツのブログにはAdSense広告を設置することができません。

AdSense広告を設置するブログは、誰が見ても問題ない内容であることが大原則です。

 

・アダルトコンテンツ
・著作権侵害コンテンツ
・家族向けコンテンツに含まれる成人向けのテーマ
・危険または中傷的なコンテンツ
・危険ドラッグおよび薬物に関連するコンテンツ
・アルコールに関連するコンテンツ
・タバコに関連するコンテンツ
・ギャンブルとゲームに関連するコンテンツ
・ヘルスケアに関連するコンテンツ
・ハッキング、クラッキングに関連するコンテンツ
・報酬プログラムを提供するページ
・不適切な表示に関連するコンテンツ
・衝撃的なコンテンツ
・武器および兵器に関連するコンテンツ
・不正行為を助長するコンテンツ
・違法なコンテンツ

 

代表的な禁止コンテンツの詳細をご紹介します。

 

アダルトコンテンツ

アダルトコンテンツといっても幅広く、一般的にアダルトサイトと言われるようなヌードやポルノなどの18禁のコンテンツはもちろんのこと、バストやヒップが強調されるようなわいせつなポーズの画像・動画も性的欲求を刺激するコンテンツとみなされます。

他にも、不倫や浮気を誘発する出会い系サイトや、性欲増強のサプリメントやED治療薬を宣伝するようなコンテンツ、アダルトサイトへのリンクもNGです。

注意するべきは、妊娠・出産・家族計画についての性に対しての医療的なアドバイスなど、一見アダルトコンテンツと結びつかないような内容でも違反の対象になります。

また、判断が難しいといわれているのが「水着」です。

水泳選手の画像を載せることは問題ありませんが、例えば水泳選手の特定の部位の画像や画像とあわせて卑猥な表現を含むようなテキスト(コメントなど)がある場合はNGとみなされます。

過去に水着姿のアイドルが表紙の写真集の画像をAmazon の広告として掲載していたら、停止処分を受けたという事例もあります。

 

このようにどこまでがOKでどこからがNGなのかが判断しにくいアダルトコンテンツですが、Google AdSenseのプログラムポリシーガイドブックには下記のように書かれています。

 

「自分の子供、もしくは近所の子供たちに見せても倫理的に問題のないコンテンツであるか」が基準となります。

 

  • お子さんも含めた家族全員で見ることができるか。
  • 電車で隣に座った女性にスマホ画面を見られても問題ないか。

 

このあたりを基準に考えると良いですね。

 

著作権侵害コンテンツ

他人のブログ記事や書物、論文などをそのまま自分が書いたように載せてしまうのは絶対にNGです。

上記のことは理解している人も多いと思いますが、気を付けなければいけないのは画像です。

著作権で保護されている画像を使用することも違反の対象です。

例えば、ミッキーマウスやアンパンマンの画像を無断で掲載してはいけません。

また自身で描いたとしても、一目でそのキャラクターだと分かるものであれば著作権侵害になります。

キャラクターの画像だけでなく、テレビ番組やYouTube動画、曲や歌詞の音楽など様々なものにおいて著作権はありますので、ブログに掲載する際には著作権を侵害していないかを確認するようにしましょう。

アーティストやアイドルの画像も肖像権の侵害になりますので、基本的には認められません。

 

中傷的・暴力的なコンテンツ

人種や宗教、性別に対する差別や、特定の個人や集団への悪口や誹謗中傷、リベンジポルノをはじめとした中傷的なコンテンツや、銃撃や爆発などの暴力行為を描写するようなコンテンツは禁止されています。

当たり前のことですが、実社会でもネット社会でもいじめ・暴力は絶対にいけません。

 

タバコに関するコンテンツ

タバコやタバコ関連商品を販売するサイトはAdSense広告を設置することができません。

タバコや葉巻、電子タバコ、タバコパイプなどが含まれます。

ただし、タバコや禁煙に関する情報提供に関するコンテンツはOKとされています。

 

アルコール類のコンテンツ

  • アルコール類のオンライン販売
  • お酒の飲み過ぎや飲み比べ競争を好ましい行為として描写しているアルコールの無責任な消費を助長するようなコンテンツ

 

これらはNGですが、アルコール関連のコンテンツの中には許可されているものもあります。

例えば以下のようなケースです。

 

  • 居酒屋やバーなどの店舗紹介
  • アルコール飲料の生産・製造に関連する情報
  • アルコール飲料会社がスポンサーとなっているイベント情報

 

ただし、居酒屋やビアガーデンに行ったという記事の中で、「ここのビールすごく美味しかった!ぜひ飲んでみて!」というのは、飲酒を促進している内容になってしまうので、注意してください。

医薬品に関するコンテンツ

薬といっても違法薬物やドラッグ、それに関する器具についてのコンテンツは言うまでもなくNGですが、一般の医薬品においても注意が必要です。

 

処方薬の販売・宣伝をするコンテンツ、オンライン薬局、オンライン薬局への誘導
市販薬の販売、処方薬に関する情報提供

報酬プログラムを提供するコンテンツ

広告のクリックやウェブページの閲覧に対して報酬を得ることができる、ポイントサイト・お小遣いサイトの紹介はNGです。

ただし、報酬型アンケートページやキャッシュバックページなど、特定の行為に対して報酬を受け取れるサイトについては許可されています。

 

ハッキング、クラッキングに関連するコンテンツ

ハッキングやクラッキングに関する情報を提供しているコンテンツはNGです。

具体的にイメージがしにくいかもしれませんが以下のような内容です。

 

・YouTubeなどのダウンロード禁止動画のダウンロード方法
・著作権保護を回避するDVDコピーの方法

 

反対に、著作権で保護されていないメディアのコピーの方法についてのコンテンツはOKです。

 

どのようなコンテンツがNGかおおよそイメージできたのではないでしょうか。

詳しくは、Google AdSenseのヘルプページにある禁止コンテンツを参考にしてください。

 

参考 Google AdSense禁止コンテンツ

 

忘れてはいけないのは、「誰が見ても問題のないコンテンツかどうか」です。

 

禁止ワード

ブログを書いていて、無意識に使ってしまう言葉がAdSenseの禁止ワードということもあります。

 

アダルトなワード

アダルト関連のワードは全面的にNGです。

 

  • 性行為や性器を指すワード
  • アダルト商品名やAV女優の名前(元AV女優も含む)
  • 性犯罪に関わるワード

 

不妊治療や妊娠などの医療に対する内容や、動物や昆虫の生殖活動に関する内容のアダルトとは直結しないようなブログでもNGの対象になりますのでご注意ください。

 

暴力的なワード

反社会的勢力をイメージする「暴力団」「ヤクザ」などや、死をイメージするような「自殺」「殺人」「死亡」などのワードはNGです。

生死に関係する話題のブログを書く場合、「死亡」や「死ぬ」というワードを使わないと話が繋がらないこともありますが、そのような場合は、表現の仕方を少し工夫してみてください。

例えば以下の例です。

 

・死ぬ → 亡くなる・この世を去る
・死亡 → 逝去
・自殺 → 自ら命を絶つ

 

このワードは大丈夫かな?と不安なうちは、生死にまつわる話題は書かないのがベターです。

 

嗜好品・薬物ワード

喫煙や飲酒は日本では20歳以上と法律で決まっています。

「このお酒美味しいからオススメです!」

なんてブログを書いて、子どもが飲んでみたいと思ったら危険ですよね。

「タバコ」「お酒」「ビール」など未成年が興味を持ってしまうようなワードはNGです。

また、「麻薬」や「危険ドラッグ」など薬物に関するワードもNGなので注意してください。

 

その他のNGワード

  • 賭博、ギャンブルに関するワード
    例)賭け麻雀、カジノなど
  • 違法的なワード
    例)犯罪、闇ルートなど
  • 差別的なワード
    例)ゲイなどLGBTに関するものなど

 

NGワードを意識しすぎると、ブログがうまく書けないなどの影響が出てしまうかもしれませんが、あまり神経質にならずに「子どもが見ても悪い影響を与えないワード」を選ぶように心がけてください。

 

禁止行為

最後にしてはいけない行為を見ていきましょう。

無意識にしてしまわないように覚えておいてください。

 

自分で広告をクリックしてはいけない

AdSense広告はブログを訪れたユーザーがクリックすることで報酬が発生する仕組みですが、自分で広告をクリックしてはいけません。

ブログを開設したばかりでアクセスが少ないと、自身で何度もクリックしてしまうという人もいるようですが、この行為はGoogleから厳しくチェックされています。

表示された広告を確認するためのクリックも禁止です。

 

ユーザーに広告のクリックを促してはいけない

広告の近くに「クリックお願いします!」「ご協力ください」のような文言を掲載したり、「↓↓」のように矢印や記号でクリックを促すようなことは禁止です。

また、広告と見分けがつかないブログのデザインやレイアウトもNGです。

例えば、あるコンテンツをクリックしようとした時に、間違えてクリックしてしまうようなところにAdSense広告を配置することは、誤クリックを促していると見られてしまいます。

家族や友人にクリックしてもらうようお願いするのもNGです。

家族がクリックしているなんて分かるの?と思うかもしれません。

家族がクリックしていることを見分けているのではなく、ユーザーが広告を見ようとしてクリックしているかが重要なのです。

 

AdSenseコードの変更・改ざんをしてはいけない

提供されたAdSense広告のコードはそのまま使用しましょう。

レスポンシブ広告ユニットなどの一部のコードにおいては改変が許可されているものもありますが、基本的には広告の配置や、ターゲット設定、配信方法などを変更することは禁止されています。

AdSense広告の設置で気を付けるべきことは以下の3点です。

 

  • 偶発的なクリック(誤クリック)を狙う配置になっていないか
  • メニューなどの他の要素とかぶさったり、隠れてしまう配置になっていないか
  • ユーザーが広告であることを一目で認識できるか

 

紛らわしいことはしないように気を付けましょう。

 

AdSense広告の禁止事項まとめ

ブログ

 

AdSense広告におけるコンテンツ・ワード・行為の禁止事項についてお伝えしました。

違反行為があると、Googleから警告を受けたり、広告配信停止措置が取られたり、最悪の場合はアカウントを凍結されてしまう恐れがあるので、十分に注意してください。

知らなかったでは済まされないので、まずはGoogle AdSenseのプライバシーポリシーを必ず読んで、禁止されていることを把握しておきましょう。

 

・誰が見ても問題ない内容か。
・子どもが見ても悪影響がないか。
・広告だと一目で分かるか。

AdSenseは広告収益として重要になりますし、ブログ初心者の1つの登竜門にもなっています。

AdSense審査を通過したらゴールではありませんが、Googleが広告媒体として認めたことになりますので、自信をもってサイト運用をしてください。

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