出世レースで敗れたときの生き方とは?5つの選択肢を解説します

出世レースで敗れたときの生き方とは?5つの選択肢を解説します

出世レースに敗れ、「もうこの会社で出世することはほぼないだろう」と感じる瞬間もあるでしょう。

とても悔しくやるせない思いをすることになりますが、そのまま何もせず淡々と生活するのは勿体ないことです。

仕事で出世することと人間的魅力とはまったく関係がなく、出世をした人が徳があり尊敬される人物ではないので落ち込む必要はありません。また上にいけばいくほどポ、ジションは少なくなるので社長にでもならない限りはどこかで出世は止まることになるのは当然なのです。

ある程度の役職までいけたら『良し』とし、人生の違う目標を見つけることのほうが重要になってきます。

私の場合は大手IT企業で役員まで出世できましたが、現在は自分の会社を経営をしながら別の上場企業の取締役を兼務しています。ボランティアにも積極的に参加をしている理由は、いろいろな方々にお世話になって自分が成長できたことに心から感謝をしているので、後半の人生は世の中に少しでも恩返しをしたいという気持ちからです。

今回、出世レースに敗れた時に選択できる〇つの生き方を紹介します。

過度に悲観してつらくなりすぎないよう、ポジティブに思考を変換していきましょう。

転職先で出世を目指す

まず、転職先で出世を目指す方法があります。

今の会社で出世の道が用意されていなくても、別の会社では過去の経験やノウハウが活き、高い評価をしてくれることもあるでしょう。

「自分が働ける会社はここだけ」と決めつけず、新しい世界に飛び込んでみるのもよさそうです。

どうしても不安が強い場合は、在職中に少しずつ転職活動を始めてみるのがおすすめです。

無職になるリスクを減らしながらゆっくり次を探せますから、焦る必要もないのです。

 


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副業をして収入を増やす

出世による昇給が期待できなくなった場合、副業をして収入を増やす方法があります。

子どもの教育費や老後資金のことを考えればどんなにお金があってもいいとされる時代ですから、1つの会社にこだわらず、副業でスキルアップするのもよいでしょう。

本来、個人と会社とはプロフェッショナル契約を締結すべきなのです。プロとしての自分の役割である成果を数字でしっかりと出せる人物であれば副業をすることや同時に他の会社から仕事を請負ったりすることは普通なのです。

結果として年収が上がれば、役職にこだわらずとも生活レベルの向上が見込めます。

会社に何か大きなダメージがあったときの保険にもなりますので、ぜひチャレンジしてみましょう。

社員の副業を会社が禁止しているのは会社にとってもの損をしていることになります。社員が色々な場所で力を発揮するということは社員の能力が向上し、しいては会社の成長につながることを理解していないからです。

趣味や熱中できることを見つける

仕事以外の趣味や熱中できることを見つけるという方法もあります。

一昔前、定年を迎えてから何をすればいいか分からなくなってしまい、燃え尽きたかのようにぼーっと過ごす元ビジネスマンの姿が話題になりました。

仕事を生きがいとし、仕事に全てを注ぐのはとてもよいことですが、それ以外に熱中できることを見つけておくのもよいでしょう。

「仕事だけが人生の楽しみではない!」と割り切ってしまえば、出世にこだわる理由もなくなるのかもしれません。

私も夫婦で園芸をして野菜や花を作ったり、キャンプや山歩きをしながら自然と触れ合うことでリラックスした気持ちになります。

こうしてブログや情報発信をとおして、たくさんの読者から相談を受けたりすることも私にとってやり甲斐のひとつです。できるだけ勉強を続けながら情報発信をし多くの人の役に立ちたいと考えています。

出世はどうでもいい?”出世”のメリットと”出世しない”メリット

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非営利活動法人に所属して社会のために働く

出世競争から離れ、非営利活動法人に所属して社会のために働くという方法もあります。

生計を立てるための手立ては必要ですが、ボランティアとして活動したり、社会課題解決のために動いたりすることで、自分の新たな生きがいを発見できるかもしれません。

また、理事や代表など役職はあるとはいえ、民間企業と比較して組織内の競争が激しくないのも特徴です。

利益追求型の社会に疲れたのであれば、周りから感謝さえる仕事にシフトしてみてもいいのかもしれませんね。

 

今の会社で粛々と働く

無理にキャリアチェンジをせずとも、今の会社で粛々と働く方法もあります。

逆転出世を狙うもよし、出世を完全に諦めて定年まで働くことを目的とするもよし、仕事に対するモチベーションや情熱は人それぞれですから、自分なりの働き方を見つけていけばよいのです。

ただし、やっつけ仕事が多くなりすぎると、40代50代になってリストラされるリスクがあることを承知しておきましょう。

会社都合での退職勧告はリスクとはいえ、従業員全員を定年まで面倒を見るのが一般的ではない時代になりつつあります。

求められていること以上の働きぶりを見せるスタンスはそのままに、細く長く働いていくのもよさそうですね。

 

まとめ

出世が人生の全てではないといえ、仕事にある程度情熱をもって取り組んできた人であれば、出世レースにうまく乗りたいと考えるのが常です。

もし出世レースに敗れてしまった場合でも、悲観しすぎず新しい生きがいをみつけていきましょう。

意外と、その姿勢を見てくれている人もいるものです。

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