営業職の種類一覧を公開!転職の際の参考にしてみては?
一口に「営業」といっても、実は多くの種類があることをご存知でしょうか。営業マンによっては得意の営業スタイルを身につけていることもあり、転職の際には自分のスキルや経験が活かせる会社を狙うことが多いものです。
今回は、営業職の種類について解説します。転職の参考としてお役立てください!
■営業手法ごとの違い
まずは、営業手法ごとに異なる種類を確認していきましょう。
新規営業
新規顧客を開拓するため、初対面の会社に対し自社商品をアピールする営業スタイルです。
電話営業・メール営業・訪問営業など手法はさまざまで、企業に対して行うこともあれば、一般家庭にアポなし訪問して営業することもあります。
門前払いされることも多くメンタルを保つのが難しいとされますが、1から開拓した顧客がついてくれる喜びも大きいです。
ルート営業
既に自社商品を購入してくれている顧客に対し継続的にアプローチをおこない、継続発注や新規商品の販売を狙う営業スタイルです。
追加の売上を狙う方法なので顧客との信頼関係が何よりも重視される手法であり、時には「御用聞き」のようなことをしながら売上向上を狙います。
反響営業
CMや広告を多数出稿し、それを見て問い合わせをしてきた顧客を確実に掴む営業スタイルです。
ある程度自社に興味を持って問い合わせてきてくれる人が大半なので成約率が高い傾向にありますが、一方で高いノルマを課せられることも多く、積極的な攻めの提案が欠かせません。
受付営業
来店した顧客に対し、自社商品の販売をおこなう営業スタイルです。
反響営業との差が一見分かりづらいですが、賃貸アパートやマンションを扱う不動産カウンターや、町にある保険カウンターをイメージすると分かりやすいでしょう。また、広義では化粧品カウンターや携帯ショップの店員もこれに当たります。
取りこぼしがないよう対応できる能力と、顧客の興味を惹くセールストークが求められます。
たった3時間で学べるコミュニケーション能力です。コミュニケーションの能力が向上するとプレゼン力やスピーチ力まで上手くなります。ビジネスや転職の面接でも通用するコミュニケーションはしっかりと身につけたい能力だと思います。
■営業形態ごとの違い
次に、営業形態ごとに異なる種類を確認していきましょう。
自社営業
営業のイメージに最も近い種類であり、自社商品を売るために雇われた自社直轄の営業マンです。
自社商品への理解度や帰属意識が高いことが多く、愛社精神をもって営業活動をしやすくなります。
代理店営業
営業を専門として請け負い、クライアントの商品を売るために集められた特化型の営業マンです。
自社商品でないものを売るため事前の勉強が欠かせませんが、クライアントにとっては自社内に営業部署を置く必要がなく、専門性に長けた営業マンに外注できるため、効率のよい方法として知られています。
商社営業
代理店営業以上に幅広い知識が求められ、「自社が扱う商材であればどんなものでも売る」という専門線の高い営業マンです。
仲介料であるインセンティブが高い傾向にあるため高収入を期待できる一方、メーカーと顧客の間に立って中立な営業活動をする必要があり、コミュニケーション能力が欠かせません。
■まとめ:自分の理想とする営業スタイルを探してみよう!
営業マンによっては自分の得意とするスタイルや理想のスタイルがありますが、どのケースでも基本的なコミュニケーション能力やビジネスマナーは欠かせません。
自分がどんな営業をしたいかゆっくり判断しながら、ミスマッチのないよう職種選びをしていきましょう。求人要項にしっかり目を通し、どの営業スタイルなのか判断しながら転職していくのが成功の秘訣です。