IT業界は勤務時間が10時始業のケースが多く、朝は割とゆっくりしています。
営業マンの働き方は業界によっても大きく異なるので、それぞの時間の使い方に特徴があるのをご存知ですか。
朝8時から始業開始する会社もあれば、朝10時から始業開始する会社もあり様々です。
働き改革の影響でどの会社も勤務時間は9時から業務開始!という風潮はだいぶなくなりましたよね。
この記事ではWEB業界の営業マンの勤務時間と1日の流れを解説していきます。
\この記事はこんな人に読まれています/
- IT業界で働く営業マンの就業時間を知りたい人
- 営業マンはどんな働き方をしているのかを知りたい人
- これからWEB業界の営業を始めたいから働き方に興味がある人
IT業界営業マンの勤務時間
IT業界は10時〜19時の勤務時間帯が多く、朝はわりとゆっくりしているケースが多いです。
理由は2つあります。
- 働き方改革に積極的なので通勤時間をずらしている
- 残業が多いいので、その分朝をゆっくりにしている
後者の理由によって10時始業にしているケースが多く、営業マンも同じく10時始業となります。
ただし、営業がメインのWEB系営業会社はいまだに9時始業のケースも多く、9時に朝礼を行い、朝礼後にすぐ営業活動開始(テレアポ等)となります。
営業マンの1日の商談件数は3件に抑える
結論から言うと、1日の商談件数は3件がマックスです。
打ち合わせ等も入れれば最大で5件くらいこなすことは可能なのですが、1つの商談に対する質が確実に下がります。
商材にもよりますが、平均の打ち合わせ時間は1時間〜2時間です。
即決をしてその場でお申し込みを頂くと2時間を超えることもあります。
そのため、次のアポイントまでの時間にはゆとりを持つ必要があり、以下のような時間配分が理想的なのです。
- 10時:1件目の商談
- 13時〜14時:2件目の商談
- 17時〜18時:3件目の商談
1つの商談に全力で挑む必要があるため、商談に入る前に再度営業のイメージをしたり、足りない情報を調査するなどの時間を確保しておきましょう。
また、3件以上の訪問を設定してしまうと商談後のアフターフォローや新規営業の準備に時間が割けず、結果的に受注率が下がるというオチになりかねないので注意してください。
また、夕方は相手も疲れているケースが多いので相手の状況や体調に合わせて商談を進めてください。
メールチェックは勤務開始の朝に行う
メールのチェックは朝一に行なった方がいいです。
なぜかわかりませんが、クライアントや見込み客のメールは夕方に届くことが多いです。
営業マンのビジネスマナーとして1営業日以内にメールを返信するクセをつけておけば問題ありません。
理想は朝と夜にメールチェックをし、返信してあげることですが、夜といっても22時以降になると「こんな時間まで働いているのか。。」と思われます。
それが時にはプラスに働くこともありますが、私の経験上夜遅くにメールを返しても特にメリットを感じませんでした。
それでもどうしても夜しかメールを返す時間がない場合は、予約投稿機能を使って翌日の8時〜9時にメールを送信する設定にするといいです。
自分が使っているメールソフトに予約投稿の機能があるか確認しましょう。
提案資料と見積もり作成はまとまった時間を作る
提案資料の作成って大変ですよね。
もともと販売する商材がパッケージになっており、案件毎に資料を作成する必要がなければよいのですが、WEB制作会社の営業になると案件毎に提案資料を作ることが多くなります。
少なくとも案件毎に見積もりを作成する必要があり、見積もり作成だけでも意外と時間がかかります。
WEBサイト制作の見積もり作成を行うためには以下の情報を参考にします。
- サイトマップ(ページ数)
- CMSの有無
- デザインのこだわり
- 写真撮影の有無
- ライティングの有無
- 特殊なシステム開発の有無
- 企画料の有無
- 既存サイトの記事等コンテンツ移行の有無
WEBサイト制作の提案書作成を行うためには以下の情報を参考にします。
- サイトリニューアルの目的
- デザインコンセプト
- 提案用サイトマップ
- 各ページの構成案
- サイト公開までのスケジュール
- プロジェクト体制
- サイト公開後の運用提案
営業の合間に資料や見積もりを作成することも出来なくはないのですが、集中して取り組んだ方が確実に効率がいいので、例えば午後はずっと資料と見積もり作成の時間にするなど、スケジュールを調整しながら作業時間を確保しましょう。
まとめ
いかがでしたか。
営業マンとして結果を出すには、勤務時間の使い方がポイントになってきます。
時間の使い方を効率よくすると同時に、WEBの業界知識も強化すると更に営業のスキルがあがります。
是非、安定した営業結果を出すために「時間の使い方」をマスターしてみてください。